ステップ1‐B 講義

ステップ1‐B 講義

根本の教理-五蘊

人間とは何か? ブッダは五蘊(ごうん)という5つの要素で説きました。日本の仏教は『般若心経』を唱えることが多いですが、般若心経にも五蘊が出てきます。般若心経は上座部仏教にはなく大乗仏教で記されたものですが、いずれにしても仏教は人間存在を5つ...
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根本の教理-業

『業(ごう)』は前のページの講義で学んだ『縁起』の過程の一部です。『業(カルマ)』とは業の思想は、仏教以前から聖典ヴェーダに基づくバラモン教にあり、仏教やジャイナ教、ヒンドゥー教などインド発祥の宗教において生まれ変わり=『輪廻思想』と強く結...
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根本の教理-縁起

前ページの「ブッダが最初に説いたことと覚りの中身」にあるようにブッダの覚ったことは「縁起」で、サンユッタ・ニカーヤに次のように記されています。わたしがさとり得たこの法は(中略)世の人々は五つの感覚器官の対象を楽しみとし、それらを悦び、それら...
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根本の教理-中道、八正道、四諦、三相

ブッダは「人はなぜ苦しむことになるのか、どうしたら苦しまずにすむようになれるのか」の方法、真理を求めて出家しました。そして、サマタ瞑想の修行や苦行をしたのち、ヴィパッサナー瞑想に取組んで、それを覚りました。その核心が『中道』『八正道』『四聖...
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パーリ語仏典とは

このページまでにも「パーリ語仏典」の記述を紹介してきましたが、パーリ語仏典について説明します。このプログラムは、原始仏教としてパーリ語仏典を主に元にしています。ブッダが説いただろうということが書かれているのが仏典です。「だろう」というのは、...
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ブッダが最初に説いたことと覚りの中身

ステップ1のブッダの生涯の講義でふれましたが、ブッダが覚りを開いて最初に説いた説法を「初転宝輪(しょてんほうりん)」と言います。ブッダが最初に説いたことブッダが覚りを開いて最初に説法した相手は、苦行のときに同伴していた5人の沙門にでした。5...
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